10月1日より「小島憲二の眼と手−古伊賀憧憬−」開催中

10月1日より伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎は再開いたしました。
秋一番の展覧会は「小島憲二の眼と手−古伊賀憧憬−」です。
伊賀焼の第一人者の一人、小島憲二先生が古伊賀再現のために研究されたインド・東南アジア・中国の古陶や、そこから発展したプリミティブアートの収集資料アジア・アフリカの布、と自身の作品を展示しています。
小島先生が収集に掛けられた情熱と現地の方との交流が感じられる展示です。

会場の小島先生

会場に小島先生がおられる時は収集品の来歴や収集時の興味深いお話が聞けます。
小島先生の茶碗で楽しむ呈茶会や、小島先生のラリートークも開催されます

収集品は紀元前3000年頃の中国土器からアフリカの手織の布まで幅広く展示していますが、どれもその民族の祈りが込められているようです。

江戸時代京都画壇の雄・曽我蕭白と小島先生作品

小島先生のコレクションの曽我蕭白や長澤蘆雪の大作も出展されます。

小島憲二「六角大皿」

小島先生の作品はビードロ釉の美しさにこだわった、自然釉の追求を一つの特徴としています。その中には従来の伊賀焼にはない大作や、モダンアートのような作品もあります。

「小島憲二の眼と手−古伊賀憧憬−」展