「西国三十三所の寺と仏」展開幕・ワークショップ「秋の木の実をいただく」を開催しました/2022/10/22(土)

「西国三十三所の寺と仏」展 展示会場

2022/10/21日秋の通常展「西国三十三所の寺と仏」展開幕です。翌日22日早速ワークショップ「秋の木の実をいただく」を開催しました。

ワークショップの会場/ミュージアム隣の林にテントと机・椅子を設置

自然に親しみ、秋を感じ、人と交流するには食べるのが一番です。
用意した木の実は「アケビ」「むかご」「柴栗」「椎の実」です。

「むかご」の採取/叩き落とした「むかご」を傘で受け止める

初めにミュージアムの周りにも「アケビ」や「むかご」が生っているところが有りますので、少しですが収穫体験をしました。

用意しておいた「アケビ」

会場に着いたら火起こし、下拵え、ご飯炊きです。
「アケビ」は果肉を取り出し窯に肉味噌を詰め蒸し焼きにしました。果肉も甘味料として加えます。
「むかご」や「柴栗」をたっぷり入れて、鳥の炊き込みご飯にしました。
のこった「むかご」と「椎の実」は塩で煎っておつまみです。

ダッチオーブンでじっくり焼き上げた「アケビの肉詰め」と付け合わせの野菜です
「ムカゴ」や「柴栗」がいっぱい入った鳥の炊き込みご飯、サツマイモも入れました。
デザートの自家製リンゴジャムと茹でピーナッツ入りホットケーキと炒った「むかご」と「椎の実」

出来栄えはどれも上々で大好評でした。「あけび」は食べたことない方や、窯を食べるのは初めての方が多く予想外に美味なのに驚かれていました。
炊き込みご飯は適度なおこげができて上々の炊き上がり。一緒に入れた柴栗が出てくると得した気分です。
おやつはホットケーキを焼いたりマシュマロを焼いたり、「ムカゴ」も「椎の実」も美味しくいただきました。

ホカホカの炊き込みご飯

並んだご馳走

今回のレシピを載せておきます。
【レシピ】10人前
「メイン:アケビの肉詰め」
アケビ10個、挽肉350g、ムカゴ適量、味噌 適量、醤油、胡椒、オリーブオイル
*オリーブオイルを引きダッチオーブンで蒸し焼きに、串がスッと通れば完成。
*付け合わせ:じゃがいも2個、にんじん1本、しめじ1束/塩を振り一緒に入れる

「御 飯:鳥の炊き込みご飯」
鳥腿肉 1本、サツマイモ 1本、ムカゴ適量、栗 適量、米 5合、醤油、塩、胡椒、酒(醤油を含む水5合)
*鳥腿の皮をフライパンで焦げ目を付ける。米をコッヘルに入れ醤油と水を調整、角切りにしたサツマイモ、ムカゴ、剥いた栗を入れる。鳥腿を入れ炊く。

「デザート」:むかごの塩炒り、炒り椎の実 *すこし水と塩を加え炒る。ホットケーキ *リンゴジャムをホットケーキミックスに加えバターを敷いて焼く