一般財団法人 東洋文化資料館 青山讃頌舎(あおやまうたのいえ)は優しく心温まる水墨画で知られる穐月明の作品と収集品を管理活用するために設立されました。
これは水墨画家 穐月 明(あきづき あきら)の最後の個展「流水頌歌(ながれのうた)」の挨拶文です。美しい山河の中での暮らしを自然で調和の取れた持続可能な暮らしととらえそれを絵に託したとあります。一般財団法人 東洋文化資料館 青山讃頌舎はその美しい山河と文化を守り育てたいと考えています。
(一財)東洋文化資料館 青山讃頌舎は「伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎」の企画・運営に参加しています。
伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎の前身である青山讃頌舎美術館を水墨画家故穐月明が開館してから10年となることを記念し特別展を開催します
安土桃山時代から江戸初期にかけて制作され、「京都・三条せと物屋町跡」から多く出土した桃山陶器は、丸みを帯びた親しみやすい形状、鮮やかな色彩、ゆる~い図文など、独特の魅力を放っています。
この展覧会では、桃山陶器の「デザイン」に焦点を当て、そのモチーフや製作技法を自由に想像しながら楽しんでいただけます。故奥知勇氏が収集し、三重県指定有形文化財に指定されている古伊賀や、「京都・三条せと物屋町跡」から出土した桃山時代の陶器、当時の様子をうかがい知ることができる京都豊国神社所蔵の「豊国祭礼図屏風」の高精密複製、そしてそれらにインスパイアされ制作した京都市立芸術大学の学生たちの作品などを展示します。また、伊賀を中心に活躍する作家の作品を展示し、伊賀焼のデザインの変遷をたどります。歴史ある陶器の美しさと現代の感性が融合した空間で、新たな発見と創造の喜びをおとどけします。
「もし自分が作るなら?」と想像しながら、ぜひ心ゆくまでお楽しみください!
【桃山デザインとは】
京都市立芸術大学で開講されている「テーマ演習(考古楽 桃山デザイン)」にて、学生が桃山陶器の考古学を楽しく学び、その成果としてデザインに着想をえた作品を制作するという、芸術大学ならではの授業のなかで名付けられました。
京都市立芸術大学の考古学を専門とする教授と学生によるギャラリートークを開催いたします。桃山デザインの楽しみ方や、作品への想いを語ります。
日時:10月12日 (日)14時~
料金:無料(参観料は必要)、申込:不要
伊賀市ミュージアム青山讃頌舎周辺(伊賀青山)の豊かな自然を体感してもらえるよう、近郊で採れる自然の木の実を野外で調理し頂きます。
開催日:10月18日(土)
時間:10:00~14:00
料金:1800円
定員:15名集合場所:伊賀市 ミュージアム青山讚頌舎受付
案内人:月大介
問い合わせ先:伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎
2090-9860-6432
メール:dakizuki@icloud.com
予約開始:9/1(日)より
予約方法:いがぶら・じゃらん・電話・mail いずれかにて
伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎
【車でお越しの方】
・名阪国道上野東ICより20分、R165阿保交差点の信号を南東(直進)、大村神社南駐車場に駐車。
・伊勢自動車道久居ICより40分、R165別府交差点の信号を左折、大村神社南駐車場に駐車。
【電車でお越しの方】
近鉄青山町駅下車 徒歩15分、近鉄青山町駅よりR165青山町駅前信号を直進、西参道石段を大村神社へ
*ご来館の方は大村神社を目指してお越しください。