9月8日(土)企画展「それは釈迦から始まった」オープン
2018年秋 靑山讃頌舎企画展「それは釈迦から始まったー穐月明の仏画と収集古美術ー」オープニング大変盛況でした。
9/8日(土)のオープニングは私の挨拶で幕を開け、展示解説を行いました。また中庭の特設テントでは「仏像を描こう」のコーナーで塗り絵をしてもらいました。
朝から雨が心配されましたがたくさんの方が来ていただき1時間かけて行われた展示解説もみなさん熱心に聞いいていただけました。
「仏像を描こう」のコーナーを楽しみに来てくださったお客さんもいて、チャレンジしてくださった方は大変熱心に取り組んでいただきました。
9/9日(日)は三重県総合博物館の瀧川和也先生に基調講演「伊賀のお寺と仏さま」 と題してお話いただきました。先生は実際に伊賀のお寺と仏像を調査して来られた方です。今回の展示はインドで釈迦が始めた仏教からたくさんの仏が生まれ日本に伝わり日本文化に溶け込んでいくまでを追っていますが、地元伊賀のどんなお寺にどんな仏像が有るかを先生にはお話いただきました。さらに先生は当館の展示をよく理解してくださっておりインドで生まれた時の仏教の話なども交えながらお話しくださいましたので、お話を聞いて当館に来られた方は展示を良くわかっていただいたと思います。
阿保地区の講演会としては大変盛況でした。また多くの方が講演会を聞いてから当館にも来てくださり美術館も大にぎわいでした。
当館としてオープニングイベントや基調講演は初めての試みでしたが予想以上の方に来ていただき大変感謝しています。ただあまりに慌ただしく写真を撮る余裕がなく以下は開館前と手の空いた時の写真です。
今回は収集品とパネルが中心です。インドから日本までの様々な時代のものを幅広く展示しています。
今回の目玉ともいうべき美しい仏頭です。ギリシャ風のガンダーラ様式にインドの様式が加わりなんとも美しいお顔の如来です。まだ螺髪も肉髻もありません。
「仏像を描こう」のコーナーでは穐月明の仏画の下書きや作品から塗り絵を作りました。色を塗って自分だけの仏画を完成していただくこの時、此処だけでしか出来ない贅沢な企画でした。
お子さんより大人の方の方が真剣に取り組んでくださいました。塗り絵でもすごく個性が出ます。
来場者の方々、スタッフを引き受けてくださった皆様ありがとうございました。
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