伝承・創造伊賀焼展 伊賀焼『今昔』は終了しました


伝承・創造伊賀焼展 伊賀焼『今昔』

伊賀焼伝統技術保存会第5回会員展

2020.8.88.30火曜日休館 OPEN 10:00― 16:30

伝承・創造伊賀焼展チラシ

観覧料一般300円高校生以下無料 (*8/248/30は期間限定観覧無料)
伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎 〒518-0221三重県伊賀市別府718-3

伝承・創造伊賀焼展 伊賀焼『今昔』 

国指定の伝統的工芸品「伊賀焼」は、古くは奈良時代から始まったといわれ、日本文化を代表する有数の古陶であり、茶の湯が盛んとなった桃山時代には、豪放で力強く破格な美意識を持った茶陶の水指や花入は、一般的に「古伊賀」と言われ、伊賀焼の代表的な作品として有名で、伊賀焼特有のビードロ釉や灰かぶりなど、様々な技法や技術は、現代にも脈々と受け継がれている。
今回は、「伊賀焼今昔」と題し、水墨画家穐月明氏の作品とともに、数点の「古伊賀」作品と現代の作家の作品を見比べ、桃山時代から続く伊賀焼の歴史と伝統を感じながら、伊賀焼の魅力を感じてください。

茶室「聴樹庵」にて
伊賀焼茶碗で「茶」を嗜む

庭園とともに、美しく趣のある佇まいの茶室「聴樹庵」は、穐月明氏の芸術世界、美意識の象徴ともいえる。その空間で現代陶芸家が創った伊賀焼の茶碗で、お抹茶一服をゆっくりと召し上がれ。

日 時 8月 23日(日)・30日(日)
①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ④14:00~

会 場 伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎 茶室「聴樹庵」

定 員 各回3名(予約制)

呈茶代 400円(お抹茶・お菓子)

伊賀陶芸家による
GALLERY TALK

伊賀焼伝統技術保存会の会員による伊賀焼の歴史や伝統の技、現代の伊賀焼の作品解説など

日 時 8月 23日(日)・30日(日)
①13:30~ ②15:00~

会 場 伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎 展示室

定 員 各回10名(予約制)

■お申込み・受付
8月8日(土) 午前10時から、伊賀市文化都市協会 (☎0595-22-0511)にて電話で申込受付開始

【展示紹介】
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古伊賀水差/桃山時代
軸:穐月明「城跡の見える川」
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伊賀桜文大皿/江戸時代 高台に伊賀国丸柱制、箱書きに拝領とある
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恒岡光興「伊賀灰釉掛分広口壺」「伊賀窯変壺」
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小島憲二「石景壺」
軸:穐月明「蓮池」
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 飛天花器新.jpeg
新歓嗣「飛天花器」
軸:穐月明「雲影の池」
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新歓嗣「飛天花器」内部に天人が飛んでいる
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工藤二郎「魚型置物」
軸:穐月明「秋色飛瀑」
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 古代から2020谷本.jpeg
谷本景「古代から2020」
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伝承・創造伊賀焼展 伊賀焼『今昔』展示風景
【作家紹介】

新歓嗣Atarashi Kanji
現住所▶三重県伊賀市長田三軒家4145

1944年大阪府に生まれる

1968年大阪芸術大学クラフトデザイン陶芸科卒業

1971年岸和田にて工房を持ち作陶

1975年伊賀上野に移り築窯

以降全国各地で展覧会開催

●新匠工芸会賞受賞

●日本伝統工芸展入選

●三重県展受賞

●大阪三越・新宿小田急にて個展

工藤二郎Kudou Jirou
現住所▶三重県伊賀市槙山3416-2

1950年青森県南津軽郡藤崎町に生まれる

1972年伊賀市丸柱、土楽窯に内弟子に入る

後、九州、四国、岡山等、各地の窯場を巡り、

京都清水焼(利昇窯)で上絵付を習う

1974年奈良市赤膚焼、古瀬窯に内弟子に入る

1978年奈良市あやめ池にて独立

1980年伊賀市槙山に移り、槙山窯築窯

赤絵、焼〆(茶陶、食器等)を焼く

2000年伊賀焼伝統工芸士(総合部門)の認定を受ける

●津軽からなし展に毎年参加

小島憲二Kojima Kenji
現住所▶三重県伊賀市丸柱1905

1953年愛知県知多市に生まれる

1972年愛知県立常滑高校窯業科卒業後、秋、伊賀市丸柱に移り作陶

1973年朝日陶芸展初入選。秋、備前・小西陶蔵に師事

1979年伊賀市丸柱にて古窯跡地に築窯。現在に至る

●県展奨励賞

●伝統工芸展支部展奨励賞

●朝日陶芸展・中日国際陶芸展・陶芸ビエンナーレ展・日本陶芸展等入選

●日本橋三越・横浜高島屋・JR名古屋高島屋・三重堤側庵等にて個展

●現在無所属

谷本景Tanimoto Akira
現住所▶三重県伊賀市三田1113

1948年伊賀上野市に生まれる

1973年ウィリアム・ヘイターのアトリエ17にて銅板図を学ぶ

●1966年より京都陶芸訓練校で陶芸技術を学び、愛知県美濃で弟子入りする。その後、フランス(パリ)にて、4年半美術を学び、帰国後、父の三田窯を継承する。以後現在に至る。フランス(パリ)に、アトリエアキラを設立する。

●師匠加藤仁

●アメリカ(ニューヨーク)、ドイツ(フランクフルト)にて個展

●日本全国、デパート、ギャラリーにて個展、95回

●ドイツ(フランクフルト)のギャラリー個展は2年毎に開催予定

恒岡光興Tsuneoka Mitsuoki
現住所▶三重県伊賀市円徳院1085

1939年阿山郡河合村(現・伊賀市円徳院)に生まれる

1967年川喜田半泥子に傾倒、釉薬製造工場の5代目継承と陶芸技術研究

のため百五銀行を退社。作陶活動をはじめる。

1970年滋賀県立信楽窯業試験場製陶技術研修生2カ年過程修了、日根野作三先生に師事

1984年日本伝統工芸展入選1988年日本工芸会正会員の認定を受ける

2010年伝統的工芸品産業功労者褒賞受章

2017年瑞宝単光章受章

2020年三重県文化賞文化功労章受章

●日本伝統工芸展・日本陶芸展・朝日陶芸展・中日国際陶芸展・陶芸ビエンナーレ展等入選。三越・伊勢丹・大丸・東急・小田急等にて個展

●現在、日本工芸会正会員・伝統工芸士(伊賀焼)

[主催・お問合せ]公益財団法人伊賀市文化都市協会☎0595-22-0511[共催]伊賀市[協力]一般財団法人 東洋文化資料館靑山讃頌舎[後援]伊賀市教育委員会・名張市教育委員会