漆の盆栽《Bon’s》〜時代を超えて、面白がる力〜

〈Bon’s〉 柴田瑞希 木・漆/曲がった木?、むちむちの足?
〈Bon’s〉 柴田瑞希 木・漆/梅の木?、座る女性?

〈Bon’s〉 柴田瑞希
一見、漆で作った愛い盆栽。でもなんか色っぽいと思ったら人体をモチーフに入れた連作だそうです。
これも桃山時代に描かれたゆるく可愛らし木からの発想です。

志野 平向付 桃山時代〜江戸初期 どっかで見たのを写したんでしょかね〜

400年前の陶工たちが「これ面白い!」と作って。当時見た人も「あ、これ面白い!?」と面白がった。
現代のアーティストや学生たちも「何か可愛い」「絶対面白い!」と思って作品を作りました。

桃山の陶工も、現代アーティストも、学生たちも、みんな「面白い!」と感じながら作品を作った、その“面白がる”が、この展覧会の一番の魅力です。

伊賀市ミュージアム 青山讃頌舎
開館10周年特別展「いまに息づく桃山陶器~桃山デザイン展in伊賀~」
2025/9/2/20㈯〜10/19㈰

ぜひ“面白がり”に来てください。