漆の盆栽《Bon’s》〜時代を超えて、面白がる力〜


〈Bon’s〉 柴田瑞希
一見、漆で作った愛い盆栽。でもなんか色っぽいと思ったら人体をモチーフに入れた連作だそうです。
これも桃山時代に描かれたゆるく可愛らし木からの発想です。

400年前の陶工たちが「これ面白い!」と作って。当時見た人も「あ、これ面白い!?」と面白がった。
現代のアーティストや学生たちも「何か可愛い」「絶対面白い!」と思って作品を作りました。
桃山の陶工も、現代アーティストも、学生たちも、みんな「面白い!」と感じながら作品を作った、その“面白がる”が、この展覧会の一番の魅力です。