穐月明「獅子舞」

あなたのしあなおもしろと獅子跳ねて
           阿波野青畝句

穐月明の「獅子舞」の絵です。賛の俳句は近代トップクラスの俳人で伊賀 芭蕉祭の選者を長くされていた阿波野青畝氏です。

こんな胸躍る獅子舞が11月2日、当館隣の大村神社秋祭りで見られました。

厳かな奉納獅子舞
子供の天狗におちょくられる獅子

大村神社の奉納獅子舞はいろんな踊りがあって、最後の踊りには獅子だけでなく子供の演じる天狗とひょっとこやおかめ狐などが出てき周りの観客も囃します。奉納獅子舞は日が暮れてから提灯の明かりの中で行われるので、尚更「物の怪」っぽさが出ていて見入ってしまいました。

昼間は静かな神社ですが、宵宮にはこんなに人がいたのかと思うくらい近郊の人たちが集まってきます。子供たちもハッピを着、境内を囲む地域のおこもり所も開放しています。夜店もそこそこ出ますが、それより年寄りは昔取った杵柄で囃したて、子供は怖さ半分興味半分で目を丸くして盛り上がっているのが楽しい宵宮でした。

お祭りへ向かう人たち
美味しそうな夜店

翌日11月3日は例大祭です。境内はすっかり片付いて厳かに神事が執り行われました。

餅まきと餅が飛んでくるのを待ち構える人たち
御祓を待つ子供神輿とナマズの山車

拝殿では伊勢から例幣使が来られお稚児さんの舞や玉串奉納が行われます。境内では湯立て神事や餅まきや子供神輿、ナマズの山車も御払いされます。

まだまだ元気な大村神社ですが、それでも近年獅子舞を出せる地域も減ってきている様です。
本物の楽しい村祭が見られます。ぜひ見に来てください。