展示紹介「塀の仔猫 」穐月明

塀の子猫

塀の子猫

ここ(青山讃頌舎)に住む子猫がここの塀から顔を出しています。
これと同じ画題の絵が2009年8月1日~10月12日東御市梅野記念絵画館・特別展「ねこまみれ 吾輩はネコキチである」のポスターになりました。

画家は若い頃から動物が好きでした。
昔、醍醐寺の塔頭・光台院に住んでいた時、雉、金鶏、アヒル、鳩、チャボ、猪、犬、いろんな動物を飼っていました。ネコの記憶が無いのは悪さをするので諦めていたのかも知れません。
ある時、裏の竹藪で大きなアオダイショウを捕まえて見せてくれました。
「頭をなでて、よく見てごらん。可愛いよ。」
子供心に、本当に蛇って可愛いいと思いました。
それに普段恐い人がこの時は優しい顔をしていました。